こんにちは、ゆうとです。本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます♪
エアコンの『冷房機能』と『除湿機能』の仕組みの違いをご存知ですか?
実は、室内の湿気の状態によって使い分けることで、電気代の節約になります。これからの暑くなる季節を迎えるには、エアコンの電気代が気になりますよね。本日は、室内の湿度を上げない&光熱費節約のための、エアコンの使い方についてご紹介します。
〇標準仕様のエアコン
一条工務店で家を建てると、標準仕様としてエアコンが1台つきます。冬場の床暖房を使う時に、エアコンの電源を利用するため、無料で1台ついてくるようです。製造元は「CHOFU:長府製作所」、定格能力は4.0kwの一般的なエアコンです。
冷暖房機能はもちろんのこと、除湿(ドライ)機能と自動運転機能、ランドリー(衣類乾燥)機能が搭載されています。ランドリー機能は、梅雨時期や雨の日など洗濯物を部屋干しする際に、より強力に除湿ができる機能です。
基本的には、冬場は床暖房を使うことになるので、一年間を通して、暖房機能を使うことはめったにないと思います。そのため、梅雨時期(6月頃)~残暑(10月頃)までをエアコンで乗り切ることになります。わが家では梅雨の時期から、湿度が高い日にはエアコンの除湿機能を使い始めました!
〇冷房機能のしくみ
冷房機能は、室内の温度を下げることを目的とした機能です。エアコンの空気吸い込み口から室内の暑い空気を吸い込んで、室外にその熱を逃がします。熱を取り除いて冷たくなった空気を室内に戻すことで、室内の温度を下げる仕組みです。
〇除湿機能のしくみ
除湿機能は、室内の湿度を下げることを目的とした機能です。温度が高くなればなるほど、空気中にたくさんの水分が含まれやすくなります。除湿機能をONにすることで、エアコンの空気吸い込み口から室内の水分量の多い空気を吸い込んで冷やして、結露によって生じた水分を室外に逃がします。水分を取り除いて乾燥した空気を室内に戻すことで、室内の湿度を下げる仕組みです。
最近のエアコンでは「弱冷房除湿」と「再熱除湿」という除湿機能が追加されていることが多くなってきました。どちらも除湿機能なのですが、弱冷房除湿は水分を取り除いた空気の温度を冷たいまま部屋に戻し、再熱除湿はもう一度暖め直して部屋に戻す、といった違いになります。
〇冷房と除湿の使い分け
先ほどご紹介した冷房機能と除湿機能の仕組みをしっかり理解しておくことで、シーンごとによって機能を使い分けることができます。わが家では、梅雨の時期や夏場の雨の日には除湿機能を、真夏日には冷房機能と、シーンごとに使い分けています。
- 冷房がおすすめの日
⇒ 真夏日などの気温が高めの日。一気に室温を下げましょう。
- 除湿(弱冷房除湿)がおすすめの日
⇒ 気温が高めの梅雨時期、気温が高めの夏の雨の日。湿度を下げながら、部屋の中も涼しく保てます。
- 除湿(再熱除湿)がおすすめの日
⇒まだ肌寒い梅雨時期、気温が低めの夏の雨の日。湿度を下げながら、部屋の中が冷えすぎることがありません。
〇冷房と除湿の電気代
電気代をできるかぎり節約したい場合には、「弱冷房除湿」や「高めの温度設定にした冷房」がおすすめです。消費電力量の比較としては、
弱冷房除湿 < 冷房 < 再熱除湿
となります。再熱除湿が一番電気代が高くなってしまう理由としては、除湿機能として水分を取り除いたあとに、冷えた空気をもう一度暖める必要が出てしまうからです。
〇まとめ
冷房と除湿の機能の違いを知っておくことで、目的ごとに使い分けて光熱費を節約することができます。真夏の暑い時期には「冷房」、梅雨時期や夏の雨の日には「除湿」を使うと効果的ですよ。
また、「除湿機能」と「再熱除湿」機能が搭載されているエアコンをお使いの方で、電気代を節約させたい場合には、「弱冷房除湿」か「高めの温度設定にした冷房」がおすすめです。「弱冷房除湿」は気温が高めの梅雨時期、気温が高めの夏の雨の日に、「再熱除湿」はまだ肌寒い梅雨時期、気温が低めの夏の雨の日などに使うことをおすすめします♪
最後に…わが家は失敗してしまったのですが、除湿を頻繁に使う時期には、エアコンのドレーンホースの掃除も大切になります。ドレーンホースが汚れでつまってしまい、除湿で生じた水分を屋外に逃がせなくなると、逆流してエアコンから水があふれてきてしまいます。
【内部リンク】エアコンから大量の水漏れ!対策にはドレーンホースの清掃♪ ≫≫
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