こんにちは、ゆうとです。本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます♪
今回は、全館床暖房を動かすRayエアコン室外機に、不凍液(水道水)を補充する方法をご紹介します。
床暖房が故障しないように使っていくためには、毎年かならず、床暖房用の不凍液を補充する必要があります。2016年以前は、床暖房専用の「ピンク色をした特殊な不凍液」を購入して補充する必要がありました。でも、2016年以降に引渡された家では、寒冷地帯を除いて、「水道水」で対応できる方法に変更になりました。
わが家の引渡しは2017年の秋でしたが、メンテナンスマニュアルにはピンク色の不凍液の内容で記載されています。メンテナンスマニュアルの記載内容がいまだに更新されていないかもしれませんので、不凍液の種類をとり間違えないように要注意です!
では早速、不凍液の補充方法を確認していきましょう。
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〇全館床暖房とは
一条工務店の家には、全館床暖房が標準仕様として備え付けられます。
その特徴は、電気熱ではなく、「床下に細長いパイプを張りめぐらせて、ぬるめの水を流すタイプの床暖房」です。
採用率は一条工務店の契約者全体のうち、90%以上を占めています。床から遠赤外線が出る「ふく射熱」の効果で、ほんわかとした日だまりにいるような暖かさを感じることができます。エアコンの暖房では「足元は寒い」「部屋の中に温度のムラがある」といったことが起こりますが、一条工務店の床暖房では、部屋中が均一に暖かくなります。
一条工務店のホームページには、つぎの5つのメリットが紹介されています。
一言でいえば「光熱費をおさえながら、家中のすみずみを、心地よい温度で暖めることができる床暖房」ということですね。
〇不凍液とは
一条工務店の床暖房は、床下に張り巡らせたホースに液体を流すことによって、家全体を暖める仕組みになっています。そのホースに流す水が冬の寒さで凍ってしまわないように、2016年以前に引き渡された家では「ピンク色の特殊な不凍液」が使われていました。2018年現在では、冬に氷点下の気温が続く寒冷地を除いては、水道水で対応できる仕様になっています。
わが家は関東地方にありますが、「水道水の不凍液」を使っていました。どちらの不凍液を使っているかは、床暖房のヘッダーボックスの中の管を見ればすぐに分かります。ホース内の液体がピンク色なら寒冷地仕様の不凍液、透明なら水道水の不凍液ということになります。
実は、この不凍液の話は、引渡し後に知人から聞いた話で初めて知ったのでした。。打合せ時にピンク色の不凍液か水道水かの説明があったのかもしれませんが、お恥ずかしながら、あまり記憶にありません。。
なお、2016年以前の仕様または寒冷地仕様のピンク色の不凍液は、一条工務店のアプリで購入するか、営業の方に相談することで購入できます。10kgで約3,500円とのことですので、ある程度のランニングコストがかかってしまうようです。
〇不凍液(水道水)の補充方法
引渡しがあった昨冬では、床暖房を11月頃から使い始め、3月頃にOFFにしました。引渡しから早1年が経ち、また床暖房をONにする時期がやってきました。
床暖房をONにするときには、一つだけ注意しなければならないことがあります。お察しの通り、「不凍液の補充」です。不凍液は、毎年使っていくほどに、少しずつ少なくなっていきます。主な理由としては、不凍液の補充口からの水分の蒸発です。急激に不凍液が減っている場合には、床下に張りめぐらせたホースのどこかで漏れていることを疑ってもよいかもしれません。
では、どのように補充すればよいのでしょうか。わが家で対応した例を見ながら、ご紹介したいと思います。
- Rayエアコンの室外機の給水口を開ける
まず、Rayエアコンの室外機の吸水口を開けます。工具のドライバーを使って、室外機の上部に止めてあるふたのネジではずしましょう。
中をのぞいて見ると、不凍液にゴミが入らないための金網が見えます。その金網の下底のほうに、不凍液(水道水)がひたっていました。この水位を、給水することで、金網の上部付近まで上げておく必要があります。
- 水道水を注ぐ
わが家では、昨冬に床暖房を1シーズン使ってから、初めての補充になります。500mlの水道水を用意して、実際に注いでみました。すると、約300mlほどの水が入りました!昨冬の1シーズンしか床暖房を使っていませんでしたが、思っていたよりも不凍液は少なくなっていることが分かりました。
注いだ後の、金網の上部まで水が入った状況は下のようになります。パッと見は、あまり量が入らなそうに感じますが、注いでみるとたくさん入るようになっていました。
- 給水口を閉める
最初にふたを外した方向と逆回りになるように、ふたをカチッと音が鳴るまで閉めます。そのあと、外したネジも閉めて完了です。
不凍液の補充方法は、たったこれだけの作業になります。注意点は、メンテナンスマニュアルにも書かれている通り、床暖房を稼働させている最中の補充は危険ですのでやめましょう!補充するのは、床暖房を稼働させる直前か、もし稼働してしまっている場合には、一度運転をOFFにして、水が冷めてから補充するようにしましょう。
不凍液の補充を初めて作業するときには、難しそうで不安に感じることもあるかもしれませんが、やってみると女性の方でも簡単にできるはずです♪
〇床暖房スタート!
不凍液の補充が終わったら、床暖房のスイッチを押して完了です。床暖房を稼働させるには、電源スイッチをONにして、稼働させたいエリアのボタンを押して温度設定すればOKです。
床暖房を使い始めるときには、普段よりも高めの温度設定にする必要があります。わが家は画面表示の温度が35℃くらいで24時間ほど稼働させてから、28~30℃に下げるようにしています。
〇まとめ
一条工務店で建てる家は、全館床暖房が標準仕様になっています。床暖房を毎年、快適に稼働させるためには、自分でできる「メンテナンス」を継続していくことが大切になります。
そのメンテナンスの一つに、「不凍液の補充」があります。2016年以前は、ピンク色の特殊な不凍液を補充する必要がありました。2017年以降は、寒冷地を除いて、ピンク色の特殊な不凍液の代わりに、水道水で対応できる仕様になりました!わが家は2017年以降の2017年秋に引渡しを受けたので、不凍液は水道水の仕様になってました。
ひと冬を経て、不凍液の水位を確認したところ、思っていた以上に水位が下がっていることが分かりました。実際に水道水を補充してみると、約300mlくらいが入っていきました。できれば毎年、床暖房を稼働させる直前に、不凍液を補充したほうがよさそうです!
もし、何年も補充していない!という方がいらっしゃれば、不凍液がピンク色の特殊な不凍液か水道水かどうかを確かめたうえで、補充してみてください♪
【おすすめグッズ♪】
①床暖房用ラグ
②床暖房用カーペット
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