吹き抜けの大きな窓でも、高い断熱性能を保てます。

吹き抜けリビングのメリット♪北向接道でも2階リビングを不採用!

こんにちは、ゆうとです。本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます♪

本日は、わが家のような北向きに接道している家の「吹き抜け1階リビング」による採光の具合についてご紹介します。

1. 北向接道とは

家を建てる土地が、方位のどちら向いているかによって、採光の具合などに大きく影響がでてきます。土地の北側に道路が面している場合、北向接道といいます。私たち夫婦は、北向接道の土地を購入しました。

2. 北向接道のメリット

一番大きなメリットとしては、南側や東側に道路が面している土地よりも、お手頃な価格(約1~2割引き)で土地を購入しやすい点です。わが家も、周辺の南向きの土地よりも2割程度、お手頃価格で購入することができました。

また、北側に道路が面しているため、道路から離れた南側にリビングなどを配置することが一般的です。その場合、道路から離れた場所にくつろぎ空間をつくりやすいため、プライバシーに配慮した間取りを検討しやすくなります。

3. 北向接道のデメリット

北向接道の場合、南や東向きに面している土地よりも、日中の採光がとりにくくなります。都心部など隣地との距離が近い場合には、2階にリビングを配置するなど、採光できる工夫が必要となることがあります。

また、道路部分が家の陰になりがちなので、道路の表面が湿った状態になりやすかったり、雪がなかなか溶けにくかったりもします。

4. 吹き抜け1階リビングのメリット

北向接道の土地を選んだ私たち夫婦は、間取り検討のときに、2階リビングにして確実に採光するか、暗くなるリスクがある中で1階リビングにするか、とても迷いました。結果的には、1階リビングにして、採光できるように東側と南側の2面にFIX窓を採用することにしました♪

わが家の吹き抜けリビング。吹き抜け窓が一枚の壁画のように空を映し出してくれます。
わが家の吹き抜けリビング。吹き抜け窓が一枚の壁画のように空を映し出してくれます。

吹き抜けの1階リビングにすることで、次のようなメリットを感じています。

  • 北向接道でも、採光はとれる(北側制限による効果、隣接地よりも高低差があればなおさら)
  • 解放感がある

わが家を建てた地域は、ゆるやかな丘状になっています。隣地との高低差が約60センチメートルほど高い位置に家を建てられたため、まったく平坦な土地よりも採光がとりやすくなりました。

また、隣に家を建てるときには建築基準法の北側制限(日光が隣家の屋根でさえぎられて、陰にならないようにする規制)がかかります。わが家も、すぐとなりに隣家はあるのですが、北側制限のおかげで、隣家の屋根は吹き抜け窓から見えなくなりました。

  • 吹き抜け部の照明は?

一般的に、吹き抜けの照明は、ペンダントライトまたはダウンライトから選ぶことになると思います。わが家はダウンライトを採用しました♪ 天井に100Wの拡散ライトを2つ、壁際にブラケットライト60Wの拡散ライトを2つ設置しています。

吹き抜け空間にダウンライトを採用したようす
吹き抜け空間にダウンライトを採用したようす

明るさ的には、まったく問題ありませんでした。むしろこの2種類のライトを同時につけることはほとんどなくて、天井か壁際のどちらかを点けることのほうが多いです。 少しアクセント的な照明を入れられるようでしたら、パナソニックなどで取り扱っている、天井に取り付けるタイプのペンダントライトがかわいいですね♪

標準的な広さの吹き抜けでしたら、天井に100Wの拡散ライトを2つ、壁際にブラケットライト60Wの拡散ライトを2つを配置すれば十分な明るさがとれました♪

5. 吹き抜け1階リビングのデメリット

また、吹き抜けの1階リビングにしたことで、次のようなデメリットも実感しました。

  • 1階のテレビ音や料理の匂いが2階に届きやすい
  • 吹き抜け窓からの採光がまぶしく感じることもある

吹き抜け窓は東側と南側の2面に設置したのですが、昼間は日差しが入ってきて、まぶしくてテレビが観にくく、ハニカムシェードを閉めているくらいです。

建築中の足場&シートがあるときでさえ、吹き抜け窓からの日差しはまぶしいくらいでした!
建築中の足場&シートがあるときでさえ、吹き抜け窓からの日差しはまぶしいくらいでした!

6. まとめ

一般的には、「北向接道は採光がとりにくい」というデメリットがありますが、吹き抜け窓を設置することなどによって、解消できる場合があります。方位に対しての土地向きや、隣地との高低差にもよりますが「北向接道だからどの土地も家の中が暗くなりやすい」とは限らないと感じました。

また、北向接道の土地は、南や東向接道の土地よりも1~2割程度、安く購入することができます。都心部ほど土地の値段は高いので、コスパの良い土地として購入することができる可能性があります。

北向接道を少しでもお考えの方は、最初から「2階リビングにしないと暗くなってしまう!」と決めつけず、吹き抜けをつけた1階リビングも検討されてみてはいかがでしょうか。

【リビング】参考リンクはこちらから ≫≫

【ホーム】にもどる ≫≫

Sponsered Link




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です