令和3年度の固定資産税&都市計画税(減税中)納付通知が届きました!

こんちには、ゆうとです。本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます。

住宅を購入すると、毎年4月上旬に『固定資産税』『都市計画税』の納付通知書が郵送で届きます。

  • そもそもどのような税金なの?
  • どのくらいの費用がかかるの?
  • どのように支払えばいいの?

と、いろいろな面で心配になってしまいますよね。。

毎年4月頃に納税通知書が届く

今回は、首都圏に住むわが家に届いた通知書を例に、『固定資産税』と『都市計画税』の内容や費用、支払い方法などについてご紹介します。

〇固定資産税とは

固定資産税とは、『固定資産(土地と家屋)』を対象として、毎年1月1日現在の所有者がその固定資産の価値に見合った税額を納めるものです。支払った固定資産税は、各市区町村の行政サービスを運営するための財源となります。

〇都市計画税とは

都市計画税とは、公園・道路・下水道等の都市計画施設の建設設備など、都市計画事業の費用にあてるため、『市街化区域内の固定資産(土地と家屋)』を対象として、固定資産税とあわせて納付する税金です。したがって、地方部など市街化区域に属していない土地や家屋にはかからない税金となります。

〇土地の納税計算

まず、土地(宅地)の利用状況によって、住宅用地と非住宅用地に区分します。原則として本年度の価格を課税標準額とし、これに税率をかけて計算されます。

たとえば、一戸建て住宅(200㎡以下の土地)の場合、小規模住宅用地となり、その場合の税額計算式は以下のとおりです。

  • 令和3年度税額 = 令和3年度課税標準額 × 税率

※固定資産税の税率は1.4%

〇家屋の納税計算

新築家屋は、実地調査により屋根・内壁等に使われた資材や設備を把握して、『固定資産評価基準』に定められた単価を当てはめて再建築価額を求め、さらに、経過年数も考慮して計算されます。

税額計算式は土地の納税計算と同様に、以下のとおりです。

  • 令和3年度税額 = 令和3年度課税標準額 × 税率

※都市計画税の税率は0.3%

また、次の要件を満たしている新築住宅は、新築後一定期間、家屋にかかる固定資産税が2分の1減額されます。また、認定長期優良住宅および省エネルギー対策住宅は、あわせて都市計画税も同様に2分の1減額されます(申告が必要です)。

  • 居住部分の割合:全体の床面積の1/2以上
  • 居住部分の床面積:50㎡以上280㎡以下

また、以下のような改修工事をおこなった住宅に対しても、減税制度があります。

  • 耐震改修工事をおこなった住宅
  • バリアフリー改修工事をおこなった住宅
  • 省エネ改修工事をおこなった住宅

〇納付方法と納税額

納税通知書は、『一年分を一括で支払う用紙』と『年4回に分割して支払う用紙』が一緒に郵送されてきます。家計の状況にあわせて、どちらの納付方法にするか選ぶことができます。また、納付する方法には、つぎのような方法があります。

  • 金融機関窓口での納付
  • 口座振替納税
  • コンビニエンスストア窓口での納付
  • クレジット納税(自治体によって)

自治体にって納税方法が異なる場合がありますので、詳しくは、各自治体のホームページ等をご確認ください。ちなみに、最近ではクレジットカード決済ができるようになった自治体が増えていますが、注意点としては『手数料』がかなり高めなので注意が必要です。

コンビニなどでの支払いでは、ペイペイなどの電子支払いも対応してきているので、そのような電子マネーを活用することで、ポイント制度を狙っていくのも手ですよね。

さて、一番気になる『納税額』についてですが、一言で言えば、『住んでいる地域が都市部か地方部か、所有している土地や家屋の大きさなど』によってかなりバラツキがあります。

たとえば、わが家は首都圏に住んでいるため、市街化区域内となり、固定資産税とあわせて都市計画税も請求されます。届いた明細書はこんな感じです。

固定資産税と都市計画税の納税額

一条工務店で建てた家はほとんどが長期優良住宅に該当しますので、家屋分について固定資産税と都市計画税ともに減税対象となりました。固定資産税と都市計画税をあわせて、毎年、約76,000円が減税されています。この減税は5年間続きます。

減税後の納税額は、合計で約12万円なので、月換算になおすと、『毎月約1万円』がかかる計算になります。減税が終わった6年目からは合計約20万に上がってしまうので、『毎月約2万円弱』と考えておくことにしています。

一方で、地方部では都市部ほど税金がかからない場合もあるので、広大な土地と家屋を所有している場合を除けば、月々約1万円程度を見込んでおけばよさそうです。

〇感想

わが家では毎年、コンビニエンスストア窓口で納付しています。昨年度から『クレジットカード』での決済が始まるということで期待していたのですが…

自治体のホームページで詳細を確認したところ、クレジットカード決済の手数料がかなり高かったです。ざっくり言えば、1万円ごとに100円の手数料がかかります。

わが家の1年間の納付合計額は、約12万円なので、クレジットカード決済では約1200円も手数料がかかってしまいます。クレジットカード決済のポイント還元は1%程度なので、全然割にあわないですよね。とてもがっかりしてしまいました。

〇まとめ

いかがでしたか?

今回は『固定資産税』と『都市計画税』の内容や納付方法についてご紹介しました。住宅を購入することで、たくさんの税金がかかってきます。想定外の出費に慌てないためにも、前もって準備しておきたいですね。

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