こんにちは、ゆうとです。本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます。
家族が集まって食事をしたり、友人を招いてお茶をしたりと、ダイニングテーブルの存在は家の雰囲気に大きな影響がありますよね。ダイニングスペースの間取りを考えるときには、ダイニングテーブル自体の大きさ、その周りの空間、『差尺』が重要になります。
わが家に採用した『ウォールナット素材+黒アイアン』のダイニングテーブルと、ダイニングスペースの考え方について整理しておきます。家カフェ風の雰囲気を出したいな、とお考えの方がいらっしゃれば、参考にしていただけるとうれしいです♪
〇ダイニングテーブルとは
ダイニングテーブルとは、『ご家庭で家族や友人たちと囲む食卓用のテーブル』です。大きな板に3~4本の足を取り付けて全体を支えます。
最近では、1本足のスタイリッシュなダイニングテーブルの人気も高まっています。板の形は長方形や円形、楕円形、最近では無垢木材の一枚板を利用したものなど、さまざまな形状のものが流通しています。
〇一般的な素材
ダイニングテーブルに使われる素材にはいくつもの種類があります。たとえば…
- 木材
- 大理石
- 御影石
- ガラス
- メラミン樹脂
といった種類があります。一条工務店のプレミアムキッチンシリーズには、『大理石』や『御影石』、『ガラス』を使ったダイニングテーブルも相性がバツグン。ツヤ感のあるキッチンには、テーブルの雰囲気が合いそうですね。
また最近では、メラミン樹脂を使ったダイニングテーブルも人気がでています。人工的につくった木材のような素材で、本物の木と比べると、とても安いのが特徴です。予算を抑えたい方向きにはぴったりの素材ですね。
一般的には、『木材』 のダイニングテーブルを購入されるご家庭の方が多いようです。石やガラステーブルの場合、子どもがけがをしたり、テーブル自体が破損する恐れもありますしね。。木は身近な素材で、使えば使うほどに愛着が持てる素材ということで、昔から人気が高いです。
さて、ダイニングテーブルに使われる木材ですが、じつにたくさんの種類があります。たとえば…
- ウォールナット材(濃いめの焦げ茶色、きれいな木目、わりと固い素材)
- パイン材(明るく白っぽい色、わりとやわらかい素材)
- チーク材(薄い焦げ茶色、はっきりとした木目、わりと固い素材)
- オーク材(赤っぽさが混じる茶色、目が粗い感じ)
- チェリー材(薄い茶色、使えば使うほど味がでる)
- スギ材(ナチュラル色、はっきりとした木目、やわらかい素材)
- メープル材(白っぽい素材、光沢がある、わりと固い素材)
- ホワイトアッシュ材(白っぽい素材、なめらかな手触り、わりと固い素材)
このように、木材にもたくさんの種類があるため、ご家庭の予算や、使われる方の好みなどで選んでいく必要があります。
〇一般的なサイズ
ダイニングルームは、家の中で一番、『人が集まる』場所です。したがって、それに見合うかたちえ、テーブルの周りには人が動けるだけの空間が確保される必要。どのようなテーブルを置くかにおって、ダイニングルームの設計は変わってきます。
まず、ダイニングテーブルのサイズを選ぶときには、ダイニングテーブルを配置する部屋の広さや、使う人数についてイメージしてみましょう。一般的には、人ひとりが余裕をもって食事することができる横幅は、一人あたり『幅600mm、奥行800mm』程度です。
一人あたりの余裕幅を考慮すると、ダイニングテーブルを使う人数によって、長方形型のダイニングテーブルのサイズは以下のようになります。
- 幅750mm(1~2人用)
- 幅1,350mm(3~4人用)
- 幅1,800mm(5~6人用)
既製品のテーブルサイズは、この3種類に近づけてつくられています。横幅の多少の前後はありますが、使う人数を想定することによって、自宅に必要なおおよそのサイズがイメージできるかと思います。
また、円卓の場合は以下のようになります。
- 直径900mm(3~4人用)
- 直径1,200mm(5~6人用)
ダイニングテーブルを置くためのスペースが小さいのに、大きいものを選んでしまったり、逆に、スペースはあるのに小さいものを選んでしまった、と言った失敗談をよく耳にします。ダイニングテーブルには、何人が座る必要があるのか?ということを決めておくと、サイズ選びの失敗は少なくなると思います。
人はイスに座って食事をするだけではありませんし、飲み物や他の料理を取りにいったりと、イスのまわりを動き回ることが想定されます。ダイニングテーブルのまわりには、すこしゆとりのスペースも確保しておきたいですね。
- 後ろを通る(1,200mm程度)
- 後ろをすり抜ける(900mm程度)
- イスを引く(750mm程度)
- 隣のイスとの間隔(イスの中心間600mm程度)
最後に、テーブルといすの高さにも目を向けておきましょう。テーブルと椅子の高さの差を『差尺』といいます。差尺は、270mm前後にするのが一般的です。どんなに狭くしたり広くしたりした場合でも、240mm~300mmまでとしておきましょう。
〇おすすめの素材
ダイニングテーブルのおすすめ素材は、『ウォールナット材』です。その理由は、ダイニングテーブルの素材として最も多く流通していて、どんな雰囲気にもなじみやすい素材だからです。他の無垢木材と比べると、価格がお手頃な商品も。また、手入れも楽なので、小さなお子さまがいらっしゃるご家庭では重宝します。予算面だけで考えると、メラミン樹脂もさらにコストを抑えることができますよ。
わが家は、ウォールナット材と迷ったのですが、最終的には、ウォールナット材に近い素材の『チーク材』を選ぶことにしました。使えば使うほど味がでるダイニングテーブルを選びたかったこと、家カフェ空間をつくりたかったことなどから、足が黒色のアイアンを使っているものがいいなと考えていたからです。
『d-bodhi』というブランドのダイニングテーブルで、木材にはチークの古材を、足には黒色アイアンを使っているのが特徴です。
〇おすすめのイス
ダイニングテーブルと併せて、いす選びも迷いますよね。ウォールナット材のダイニングテーブルにした場合には、同じ色合いの木材で作られたイスを選ぶと相性がバツグンです。
わが家には、濃いめのチーク材のダイニングテーブルを採用したので、その色合いや素材感に合うイスを探すことにしました。
また、4脚とも一人掛け用のイスにしようとも迷ったのですが、せっかくなので2脚分のスペースに同じくd-bodhiシリーズのチーク材で作られたベンチを採用することにしました!
ダイニングの雰囲気はこの通り。全体的に、木材のブラウン色で統一され、ところどころに黒色アイアンとイス座面の黒革が混ざっているような感じとなりました。
〇まとめ
いかがでしたか?
ダイニングスペースの設計では、ダイニングテーブルの大きさやその前後左右のゆとり、上下の寸法をきちんと確保できるかどうかが大切です。 また、ダイニングテーブルの素材などによっても、ダイニングの雰囲気は大きく変わります。
まずは、お家のダイニング空間のテーブルを置けるスペースを確認して、何人が座る可能性があるのか?どのような雰囲気にしたいか?というコンセプトをしっかりと決めておくと満足度が上がると感じました。
ご夫婦のみで暮らされているご家庭では、ウォールナット材のほか、大理石や御影石、ガラス素材などのダイニングテーブルにされても、高級感があってとても素敵ですよね♪
お子さまがいらっしゃるご家庭では、テーブル自体が破損してしまったり、お子さまがケガするリスクを少しでも下げるために、木材を選ばれる方が多くいらっしゃるかと思います。その際には、コスパ面から、ウォールナット材やメラミン樹脂のダイニングテーブルをおすすめします。
予算に余裕があったり、ダイニングテーブルにはこだわりたい!とお考えの方は、ぜひ一枚板の無垢材を選ばれることをおすすめします。ウォールナット材と比べると、価格帯は上がってしまいますが、その分の価値は十分にあると思います。
無垢材は、使えば使うほど味が出てくるので、手入れを欠かさずに続けていけば、世界に一つだけの味のあるダイニングテーブルになります。
みなさまにとっても、後悔のないダイニングテーブル選びになることを願っています♪
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