こんにちは、ゆうとです。本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今回は、『地鎮祭』についてまとめておきたいと思います。
地鎮祭とは「家を建てる工事が無事におわり、その後も安全に暮らしていけるように祈る行事」です。日本では、昔から『当たり前の儀式』として、家を建てるときには必ずおこなう行事でした。現在では、さまざまな価値観がありますので、『地鎮祭をしない』という選択肢もでてきています。
私たち夫婦が実際にやってみた感想は「少しお金はかかるけど、やってよかった!」です。特に、「人生経験でいろいろなことを経験しておきたい方」「地鎮祭ってどんなものかな~と気になっている方」には地鎮祭をおすすめします。
では早速、地鎮祭をやる場合のメリットとデメリットをご紹介したうえで、わが家を事例として実際の地鎮祭のようすをご紹介します。
〇地鎮祭とは
地鎮祭とは『家を建てるための基礎工事の際に、土地の神様を祭って、工事が無事に終えられるようにお祈りする儀式』のことです。日本では、昔から家を建てるときには当たり前の行事としておこなわれてきました。現在では、神を祭ること自体に意義を感じなかったり、コストを抑えたいという場合には、やらないという選択肢も増えてきています。
〇依頼の流れ
一条工務店の営業さんをとおして、地鎮祭の予約をしました。2か月前くらいから予約できるようです。わが家は8月に上棟だったので、6月頃には地鎮祭の予約をしておきました。
家を建てるエリアによって、地鎮祭をお願いする神社が異なります。わが家のエリアでは、2つの神社から選ぶことになりました。
一つは栃木県のとある神社で、玉串料は3万円。
もう一つは神奈川県のとある神社で、玉串料は3万8千円。
私たち夫婦は神奈川県に住んでいたので、費用は少し高めでしたが、ゆかりのある神奈川県の神社にお願いすることにしました。営業担当を通して予約ができたら、あとは当日まで待つのみです。玉串料は、当日に用意しておくように話がありました。
〇メリット
- 安心できる
地鎮祭をやっておくことで、工事中も家に住んでからも、気持ちの持ちようで安心することができます。何かあった時には、「地鎮祭をやっておけばよかった!」と後悔することもありません。
地鎮祭をやってもやらなくても、事故は起こる時は起こる。と言ってしまえばそれまでですが…神社で安産祈願や学業成就など、願掛けをするのと同じ考え方だと思います。自分の家が安全に工事が終わって、その後も安心して暮らしていけるように願うということは、とても素敵なことだと感じています。
- 人生経験になる
地鎮祭をやることで、地鎮祭とはどんなものかを知ることができます。百聞は一見に如かず、人から話を聞いたり、ネットで検索するよりも、自分自身が経験することでいろいろな可能性を秘めていると思います。
たとえば、私がこうやって記事にできるのも、地鎮祭をやったおかげです。自分以外の他の方にも具体的な話ができるようになりますので、より豊かな人間関係をつくっていく可能性も秘めていると思います。実際に、私のまわりの家づくりを考えている方数名に、地鎮祭の段取りや準備についてのアドバイスをさせていただきました。
- 親世代や子どもが満足する(笑)
日本では昔から、当たり前のように地鎮祭がおこなわれてきたので、親世代は特に『地鎮祭はやるべき』と考える方が多くいらっしゃるように感じました。
私たちの両親にも、職場の上の世代の方にも、家を建てる話をしたときには「地鎮祭はやるの?」と聞かれました。当初は、迷っているんだ~、という話をすると、「絶対にやった方がいいよ!」と、どこからその自信はでてくるの?と思うほど、熱弁されました。(笑)
それから、お子様がいらっしゃるご家庭では、お子様も喜ぶと思います。非日常の経験ができますので、お子様にとっての社会経験になるのもメリットの一つだと思います。
〇デメリット
- 費用がかかる
最大のデメリットは、費用がかかることだと思います。わが家の場合は、選択肢の二つの神社ともに、3万円台だったので、まだよかったのですが…(それでももっと安いほうがありがたいですが…)
家を建てるエリアによっては、5万円以上の神社から選ばざるを得ない場合もあるようです。さすがに5万円をこえてくると、やろうかやらないか、迷いも生じてきますよね。。
そのあたりは、予算との兼ね合いもあるので、割り切ってやらないという選択肢もアリだと思います。
- 時間がかかる
地鎮祭をやるには、1時間程度の時間がかかります。神主さんが地鎮祭の儀をすすめていくのですが、数種類の内容が用意されています。夏場の暑い時期や、冬場の寒い時期には、少し体への負担がでてくるかもしれません。
〇地鎮祭のようす
まず事前に、一条工務店の営業担当から、『当日の朝9時頃に現地集合』との連絡がありました。
地鎮祭当日、朝9時前に現場につくと、神主のような方が、地鎮祭の準備をしてました。
地鎮祭の儀式の次第が渡されて、いよいよ地鎮祭がはじまりました。神主さんがいろいろなお祈りをしてくれます。私たち夫婦は以前、和装の結婚式をおこなったのですが、そのときの神前式に似ているなと感じました。
20分間ほどお祈りがあったあと、山盛りになった砂をくずす儀式をおこないました。砂の山を「えいっ」と崩すのですが、少しほほえましい感じでした。(笑)
最後に、供えてあったお供え物をいただいて地鎮祭は完了となりました。果物はオレンジやグレープフルーツ、野菜はダイコンやニンジン、白菜など、乾物はシイタケやわかめなどが用意されていました。
〇感想
地鎮祭をやるかやらないかで迷っている方は、ぜひやる方向での検討をおすすめします。自分自身の人生経験にもなりますし、ご両親やお子様も満足することができると思います。私たちはやってよかったなと思いましたし、実際にすごく楽しめました♪
ただ、家を建てるエリアによっては、玉串料が高くなる場合もあります。その場合には、予算も考慮して、やらない選択肢もアリだと思います。地鎮祭をやるために、オプションを一つ削らないといけないと思うと、さすがに迷ってしまいますよね。
地鎮祭はあくまで気持ちの持ちようなので、3~5万円程度ならなんとか捻出できそう!という場合には、やる方向での検討をおすすめします。
〇まとめ
日本では昔から、地鎮祭をおこなうことが当たり前とされていました。現在では、地鎮祭をやらないという選択肢も増えてきています。
できれば、地鎮祭はやる方向で検討されることをおすすめします。地鎮祭をやることによって、安心できたり、自分自身の経験になったり、親世代や子どもが喜ぶことにつなげられるからです。
私たち夫婦も、当初はやるかやらないかで迷いましたが、実際にやってみてよかった!と感じています。
ただ、家を建てるエリアによっては、玉串料が高めの場合もあるようです。予算との兼ね合いもありますので、玉串料のためにオプションを一つ削らないといけなくなる、といった場合には、やらないという選択肢もアリだと思います。
ちなみに、一条工務店を通さずに地鎮祭の対応をしてくれる神社には、5万円以上の費用がかかるところも多いようです。お手頃な費用で地鎮祭ができるのも、一条工務店の良さかもしれません!♪みなさまのお家も無事に工事を終え、末永く安心して暮らせることをお祈り申し上げます♪
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