こんにちは、ゆうとです。本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます。
注文住宅で家を建てるには、「上棟」により本格的に工事が始まります。本日は、一条工務店アイスマートを建てたわが家の上棟時の差し入れや注意点について、私たち夫婦の経験をふまえて内容をまとめておきたいと思います。
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〇上棟とは
上棟とは「家の柱となる梁などを組み立てて、屋根部材の棟木を取り付けること」です。つまり、柱や梁などで家の大枠を完成させる作業のことですね。
一条工務店の家を建てる場合には、あっと言う間に家の大枠が出来上がります。家の壁がほぼ出来上がった状態でトラックで運ばれてきて、その壁をクレーンで釣って組み合わせていくため、他のハウスメーカーと比べても上棟の時間が少ないのが特徴です。
通常、1日目で1階部分が、2日目で2階部分、3日目で屋根が出来上がるイメージです。わが家は約30坪のコンパクトハウスだったため、2日間で大枠が出来上がりました。1日目で1階部分が出来上がり、2日目で2階部分と屋根が組み上がりました。
これから上棟を予定している方にとっては、職人さんへのご祝儀や差し入れなど、何を準備すればよいのかイメージが沸かずとても気になりますよね。わが家の上棟の体験をふまえて、前日までに準備しておいたほうがよいものなどをご紹介したいと思います。
〇前日までに準備するもの
- 差し入れ(飲み物やお菓子類)
私たち夫婦は、職人さん方への差し入れを用意しました。用意したものとしては、飲み物とお菓子、そして軽食としてバナナです。上棟が8月の夏場だったので、飲み物を多めに用意しておきました。飲み物はもちろんのこと、特にバナナがとても喜ばれました!バナナは昼休憩時に渡したのですが、すぐにみなさんでおいしいおいしいと召し上がっていましたよ。お菓子類は、用意しておいた半分程度がなくなっていました。
結論から申し上げますと、差し入れをしてもしなくても、家の品質には影響はあまりないと言えます。その理由としては、職人さんは「手戻り」を嫌う傾向にあるからです。手戻りとは、後日にやり直したり、補修したりすることです。完璧に仕上がることは稀ではありますが、できれば1回で対応が済むようにと考えています。
なので、差し入れを用意するかしないかは、職人さんたちへのねぎらいの気持ちを「モノ」で渡すか、「言葉」だけで伝えるかの「本人たちの気持ちの持ちよう」でしかないです。ただ、できれば差し入れは用意しておくことをおすすめします。差し入れをしておいた方が、職人さんに何かしらの頼みごとが出た場合などには、こちらからの要望を気持ち的にお願いしやすくなるかもしれません。
- ご祝儀
私たち夫婦は、差し入れとあわせてご祝儀を用意しました。ご祝儀と言っても、お金とモノの2パターンがあります。お金の場合は、ご祝儀袋を用意して気持ちを包みます。私たち夫婦は、モノを渡すことにしました。職人さん一人あたりに、ちょっと高い飲み物を2本ずつを渡せるよう、透明の袋で包んだものを上棟2日目の夕方に渡しました。
こちらも差し入れ同様、本人たちの気持ちの持ちようだと思います。個人的には、「なし」としてもよいと思いますし、ちょっとしたお礼を渡したいなと思っていたら、一人あたり500円以内でおさまるものを用意してみてはいかがでしょうか。感謝の気持ちをこめたちょっとしたプレゼントという感じで、職人さん方にもとても喜ばれると思いますよ。
ちなみに、近所へのあいさつをする場合もありますが、わが家は上棟時にはしませんでした。その代わりに、引っ越しのあいさつは周辺のお家にはしっかりとまわることにしました。
〇上棟のようす
- トラックで壁部材が運ばれてくる
上棟当日の朝9時頃、現場に足を運んでみると、家の壁部材を積んだトラックが2台ほど停まっていました。運送会社は日本通運でした。一台のトラックあたり2枚の壁部材が積んでありました。
- クレーンで部材を吊る
家の前には、クレーン車が停まっていて、その近くに壁部材を積んだトラックが横付けされました。トラックの荷台に積まれた壁部材には、輪っかのような部品がついているので、そこにクレーンのチェーンを引っ掛けて釣り上げていきます。
クレーンで壁部材を釣り上げていき、トラックの荷台が空になったらトラックを出発させて、壁部材をのせた新たなトラックが入ってきてバトンタッチしていく方法をとっていました。
- 部材を組み合わせていく
釣り上げられた壁部材は、家の基礎に固定されていきます。家のコンクリート基礎にアンカーボルトが出ているので、そこに合わせて壁部材を下ろして固定させていました。
上棟1日目には、1階部分の壁部材がつなぎ合わされました。2日目には、2階部分の壁部材と屋根の仮仕上げまでが終わりました。
- 部材を固定して断熱材を入れる
壁部材を固定させてつなぎ合わせた後、壁の空間部分に断熱材を埋め込んでいっていました。面白い具合に、断熱材が壁部材の空間にすっぽりとはまっていきます。すき間がまったくないからこそ、高断熱の性能が保てるのですね。しっかりとこの目に焼き付けてきました。(笑)
- 雨に備えてブルーシートをかぶせる
1日目の1階部分を仕上げた後も、2日目の仮の屋根部材を取り付けた後も、しっかりとブルーシートで覆っていました。雨が降ってきても内部が濡れないように、防水の役目を果たすそうです。
〇上棟の注意点
- クレーン作業時は危険なので近づかない
クレーンで壁部材を釣り上げている際は、危ないので近づくことを控えた方がよさそうです。差し入れなどを持ってく際は、クレーンで積み上げが始まる前か、職人さん方が昼休憩をとる昼12時~13時ころがベストだと感じました。
私たち夫婦は、朝の時点で挨拶を済ませて、ひと通りの差し入れを渡しておきました。また、12時頃から昼休憩に入ったようだったので、その間に、追加分の飲み物等の差し入れを持っていきました。
- 夏場は飲み物があっという間になくなる
わが家の上棟は8月中旬でした。天気は曇りでしたが、とても蒸し暑い日でした。朝の時点で20本程度の500mlペットボトルを渡しておいたのですが、昼休憩が始まる頃には、すべてなくなっていました!お昼休憩の間に、近くのスーパーで追加の買い出しをおこない、さらに20本追加しておきました。
夕方には4~5本残っていましたが、計30本以上は消費されていました。職人さんは合計7~8名程度で作業されていたので、一人3本くらい飲んでいた計算になります。上棟当日の職人さんたちは、親方と作業員の方で6名、クレーン運転手が2名、交通誘導員が3名の計10~12名で対応している感じでした。なお、作業員の方は、海外勢(フィリピン)でした。そのほかに、搬入トラックが何台か入れ替わりでやってきましたが、クレーン作業中は危ないので近くに寄れず、そのうえすぐに移動してしまったため、トラックの運転手の方々には差し入れを渡せませんでした。
もし、暑い夏場に上棟を行う予定で、差し入れをお考えの方は、500mlペットボトルの1ケース分くらいを用意しておくとよいかもしれません。冬の寒い時期ですと、お茶やコーヒーなどの温かいドリンクやホッカイロなどが喜ばれると思います。
〇雨の場合
小雨の場合でも、上棟は行われます。一条工務店の営業の方は、小雨程度なら、部材にかかった雨はすぐに乾くので全く支障はない、と話されていました。でも、小雨でも部材に雨がかかれば、木材に水分が入ってしまうので、心配になりますよね。。こればかりは、上棟日には雨が降らないことを祈るしかないと思います。
ただ、少しでも雨の影響を少なくするために、ブルーシートの養生をしっかりとしてもらうように改めて伝えたり、できるかぎり雨の影響がでないようにしてほしい旨を伝えたりと、念のためのできる限りのことをしておくことをおすすめします。
なぜかと言いますと…2日目の上棟が終わったころに家を見に行ったところ、作業が終わっていて誰もいなかったのですが、トイレの窓が少し開いたままになっていました。もしそのまま雨が降っていたら、家の内部が雨で濡れていたと思います。
職人さんも人間なので、完璧な対応はないのが当たり前、と内心思っておいたほうがよいかもしれません。「もしも」があるかもしれませんので、養生や戸締りなど気になったことがあれば、意向をしっかりと伝えておいた方がよいと感じました。
〇まとめ
上棟は、一生に一度きりになる場合が多いですので、時間の都合がつくようでしたら、ぜひ足を運んでみてください!(^v^)/
差し入れもご祝儀も、本人の気持ちの持ちようでしかありませんが、個人的には差し入れ程度を用意しておくことをおすすめします。職人さんに何か頼みごとをしたり意向を伝える際に、コミュニケーションがとりやすくなるからです(あくまで気持ちの持ちようですが…)。そのような気遣いは不要だとお考えの方は、差し入れを用意せずとも、家の品質的には問題なく仕上げていただけると思います。
もし、差し入れをお考えの方がいらっしゃれば、夏場であれば飲み物を中心に、冬場であれば暖かい飲み物が喜ばれると思います。どちらの季節であれ、バナナの用意もお忘れなく。。飲み物は保冷バックや保冷ケースに入れておくと便利ですよ♪
わが家の上棟日は曇りで雨の影響はなくギリギリセーフでした。みなさまの上棟日、よい天気になることを願っています!
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