マグロの赤身。まぐろの美味しさの塊だった。

【富山】鮨人&寿司栄のお寿司がおいしい!コスパの良いおすすめにぎり!

こんちには、ゆうとです。本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます。今回は、家づくりの話からそれますが…富山でおすすめのお寿司屋さんを2店舗ご紹介したいと思います!

  • 鮨人

このお店は、富山県内の数あるお寿司屋さんの中でも、食べログの評価第1位!を獲得しています。ア〇ジャッシュの(世界の)渡部さんも通っているそうです。。

『鮨人』さんの特徴としては、お寿司のシャリに赤酢を使っているので、シャリの見た目がすこし茶色がかっています。鮨ネタも新鮮で、これまで食べたことのないような美味しさでした!

  • 寿司栄

旅行雑誌の『る〇ぶ』や『ま〇ぷる』などにも必ず掲載されている富山市内の老舗です。富山市内に総曲輪店、掛尾店、華やぎ店の3店舗が展開されています。私たち家族が足を運んだ総曲輪店はカウンター席しかないので、お店の外に常に行列ができています。開店時間が11時30分なので、私たちは11時過ぎから並んでいました。無事に、1巡目の案内で入店することができました。

リーズナブルな価格なのに、肉厚で濃厚なお寿司が食べられるので、『寿司栄』はとてもおすすめです!高級ネタも織り交ぜながら注文して、おなか一杯食べても一人あたり5000円程度でおさまります。お寿司の味は、銀座の高級店とも変わらないくらい、新鮮で美味しいのです。2018年には、年始めの1月と、年末12月の年2回も、寿司栄のお寿司を食べるために富山まで来てしまいました(笑)

私たち夫婦の大ブームとなっている『鮨人』と『寿司栄』、どのようなにぎりが食べられるのか、早速ご紹介していきたいと思います!

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〇おすすめ店舗①鮨人とは…

鮨人は、富山県富山市内にあるお寿司屋さんです。お店の外観からしても、てっきり『老舗を受け継いだおじいさん』が営んでいるのだと思いきや…店主の木村さんは、長髪を束ねた若旦那でした。準備中で忙しい中、わが子にも笑顔を振りまいてくれていました。

木村さんのにぎるお寿司は独創的で斬新な品が多く、巷では『若き天才』とも呼ばれているそうです。お寿司のシャリは、大釜で炊いたお米と赤酢を合わせているのが特徴的です。富山県の中でも断トツで、食べログ高評価『第1位』となっています。

〇アクセス

鮨人の立地は、富山駅から約4kmと、そこそこ離れています。子どもを連れて徒歩で向かうのは困難な距離でした(笑)。駅前のホテル周辺に宿泊される場合には、タクシーを使って向かっても良いかもしれません。公共交通手段は、

  • 富山地方鉄道富山市内線小泉町電停から徒歩約15分
  • 富山地鉄バス太郎丸口、西田地方バス停から徒歩5分

となります。私たち家族は、公共交通手段を使って向かいました。駅前のホテルに宿泊していたので、バスを使ったのですが、およそ20分くらいかかりました。小さい子どもも一緒だったので、ゆっくり歩いたためバス停から7~8分程度かかりました。

〇外観

鮨人の外観は、『素朴な一軒家』という印象がありました。暖簾がかかっていなければ、車の運転をしていると通り過ぎてしまいそうです。

店の外では、すでに何名かが入店を待っていました。玄関の外側に灰皿が用意されていたので、たばこを吸っているおじさんもいました。私たちは予約を済ませていたので、その時間になると、蝶ネクタイをつけた店員の方が入店を案内してくれました(笑)。

鮨人の店構え。古民家を改装したような外観。
鮨人の店構え。古民家を改装したような外観。

〇店内の雰囲気

店内に入ると、お店の外観からは打って変わって、オシャレな内装になっていました。カウンター席は集光ライトで照らされていて、洗練された雰囲気が出ています。デートで来店中のカップルも目につきました。

カウンターではマスターのにぎりを臨場感をもって楽しめる
カウンターではマスターのにぎりを臨場感をもって楽しめる

私たち家族は子ども連れだったので、奥側にある半個室の部屋に案内されました。この部屋には私たち家族だけで過ごせたので、ゆっくりとくつろぐことができました。難点としては、カウンターからは遠かったので、店主の声(料理の説明)が聞き取りづらいことでしょうか。

店内の様子。団体客や家族向けの半個室あり。
店内の様子。団体客や家族向けの半個室あり。

〇メニュー

私たち家族は事前にお昼のコースを予約しておきました。お昼のコースは3種類あって、一番安いコースで4,000円、次に高いコースで5,000円、一番高いコースで8,000円でした。5,000円のコースにしようかとも迷ったのですが、せっかく富山一の口コミの良いお店にこられたので、奮発して8,000円のコースを選びました!(汗)ランチで8,000円はかなり高いですよね。。でもその分きっと、とても美味しいお寿司のはず!と内心はワクワクしていました。

夜のディナーも基本的にはコース注文となり、10,000円のコースと12,000円の2つのコースがあります。お酒を呑まれる方は、コース料金と合わせて15,000円~20,000円ほどの料金になるようです。銀座のお寿司屋さん並みですね。。私たち家族はそんなに贅沢はできないので、ランチコースでしっかりと味わってきました。

〇注文の品

ランチ8000円コースの第一品目。『鯵の塩焼き』が運ばれてきました。お箸を入れてみると、ふっくらとしているのですが、ジュワっと鯵の脂を感じることもできました。最初の食感はふわっとしているのですが、噛めば噛むほど、鯵のうまみと脂のコクを感じることができました。

一品目。鯵の塩焼き。ふっくらしていて脂がのっている。
一品目。鯵の塩焼き。ふっくらしていて脂がのっている。

次に、握りが運ばれてきました。氷見の『寒ブリ握り』と『鯛のこぶ締め握り』です。富山は寒ブリが有名ですよね!その名にふさわしいほどに、脂がのっていて甘味さえ感じることができるブリでした。口の中でトロケルとはこのことです。

一方、鯛のこぶ締め握りは白身特有の食感も楽しめるうえ、上品なうまみが口いっぱいに広がっていきます。なぜ昆布で締めた白身魚はこんなにも美味しさを引き立たせてくれるのでしょうか。こぶ締めは関東地方ではあまりみかけないので、北陸に行くたびに楽しみにしている味の一つです。

鯵のにぎりと鯛のにぎり。
ブリのにぎりと鯛のにぎり。

さて、北陸と言えば…そうです!白エビの登場です。『白エビ握り』とともに、『甘えび握り』も登場してきました。二つのエビを食べ比べてみると…味は全然違うんですね。美味しさは優劣つけがたい感じがありました。甘味は甘えびの方が強かったと思いますが、白エビには甘さに加えて独特のうまみが強く出ています。エビ好きの私には、至福の時でした。どちらのエビも美味しかった~。

白エビと甘えびのコラボ。両者、うまみと甘味がものすごい。
白エビと甘えびのコラボ。両者、うまみと甘味がものすごい。

続いて、一品料理『クエとノドグロのしゃぶしゃぶ』です。高級魚のクエとノドグロを惜しみなく使って、ポン酢テイストの出汁でいただきます。ノドグロの美味しさももちろんのこと、クエを初めて食べたのですが、ノドグロに負けないくらいに上品な美味しさを感じました。

高級魚クエとノドグロのしゃぶしゃぶ。九条ネギとポン酢でさっぱりと。
高級魚クエとノドグロのしゃぶしゃぶ。九条ネギとポン酢でさっぱりと。

『茶碗蒸し』が運ばれてきました。ふたを開けてみるとびっくり!真っ赤なソースがかかっていました。話を聞くと、これは梅でつくったソースとのことです。また、使っているお水は、富山の湧き水とのことで、店主のこだわりを感じる一品でした。

普通の茶碗蒸しよりもさっぱりとした風味になっているので、お口直しとしてちょうどよかったです。梅の酸味と茶碗蒸し本体との相性がバッチリでした。

茶碗蒸し。富山の湧き水と梅だけでつくられた。
茶碗蒸し。富山の湧き水と梅だけでつくられた。

また握りが運ばれてきました。『イカ』と『トロ』です。トロは言うまでもなく、この世で一番脂がのっているお寿司なのでは?と思うくらいに、口の中でトロケルほどの美味しさでした。でもしつこくないから不思議です。イカは思っていた以上にやわらかい食感で、イカの独島来な甘みも感じられてとても美味しかったです。

イカとぶり。プリっぷりの食感が病みつきに。
イカとトロ。両者の甘みが病みつきに。

お味噌汁かな~?と思って運ばれてきたお椀。店員さんの説明を聞くとびっくり!魚の血と骨、海老の頭などを12時間以上も煮込んでつくった『出汁』だそうです。

飲んでみると確かに、『みそ汁』という風味よりも、『ザ・出汁』という風味が強かったです。魚のうま味も感じましたが、海老がそのうま味を風味豊かに引き立てていました。

魚のだし汁。血と骨、海老の頭などを半日以上煮込んでつくったとのこと。
魚のだし汁。血と骨、海老の頭などを半日以上煮込んでつくったとのこと。

お寿司ではない『ウニといくらと蟹の小丼』が運ばれてきました。こんなに贅沢な丼がこの世にはあったのですね。一品ずつでも美味しいのに、美味しいネタばかりが集まってしまったら…

やっぱり美味しかったです。

ウニといくらと蟹の小どんぶり。
ウニといくらと蟹の小どんぶり。

ここで出てきました!お寿司の王道、『マグロの赤身』です。特製のしょうゆダレが塗られていて、まったくマグロの臭みがなかったですね。マグロの赤身はどちらかというと苦手な部類でしたが、このお寿司なら何貫でも食べられてしまいそうでした。

マグロの赤身。まぐろの美味しさの塊だった。
マグロの赤身。美味しさの塊。

メインディッシュ『ノドグロの串焼き』です。鮨人に来るまでに、インターネットで検索したら必ずと言っていいほど画像が上がってくる、知る人ぞ知る、名作だそうです。高級魚のノドグロを串に刺して焼くなんて、誰が思いつくのでしょうか…そうです、若き天才の木村さんです。

串で焼いてあるからこそのノドグロの脂加減がちょうどよく、うまみを十分に感じられる一品に仕上がっていました。ネギのシャキシャキとした食感も合う!

のどぐろの串焼き。うまみが凝縮されていて、脂もしつこくない。
ノドグロの串焼き。うまみが凝縮されていて、脂もしつこくない。

ノドグロの串焼きと一緒に出てきた、『蟹の握り』。ノドグロが脂の乗ったパンチある味わいに対して、蟹の上質で上品、淡白な味わいが感じられました。

ベニズワイガニのにぎり。味は言うまでもなく美味。
ベニズワイガニのにぎり。味は言うまでもなく美味。

コース最後のデザート、自家製の『最中アイス』です。もち米を使ったパフで、ミルク風味の塩アイスが包まれていました。アイスは甘すぎず、塩が甘味を引き立ててくれているので、最後のお口直しとしてとても印象に残りました。

自家製の塩アイス。うまみがあるが、お口直しとしてさっぱりと。
自家製の塩アイス。うまみがあるが、お口直しとしてさっぱりと。

〇感想

鮨人に初めて来店しましたが、また来たいな~と思うくらいとても美味しいお寿司ばかりで満足しました!特に、ノドグロの串焼き、ブリや白エビの握りは人生の中でも印象に残る美味しさでした。赤酢のシャリも初めて食べましたが、お米の甘みを感じられて、富山の寿司ネタとの相性もよかったと感じました。

ただ、コースすべての料理が美味しい分、お昼のコースでも8,000円と高額だったので、次回は5,000円のコースにして、焼き物としゃぶしゃぶナシの内容にしてもいいかな、と感じました。5,000円のコースでも、ノドグロの串焼きは提供されるようです。初めて来店しましたが、すべての料理の味を知ることができたので、8,000円のコースにして後悔はしていません!(笑)

〇おすすめ店舗②寿司栄とは…

寿司栄は、富山県富山市内にある昭和23年創業の老舗のお寿司屋さんです。お客さんに「うまいお寿司を楽しんでもらいたい!」というコンセプトのもと、富山市内には総曲輪店の本店を含めて計3店舗で営業されています。

  • 寿司栄総曲輪店
  • 寿司栄掛尾店
  • 寿司栄華やぎ店

私たち家族が足を運んだ総曲輪店内はカウンター席のみとなっていて、店外にも常に行列ができていました。小さな子どもを連れた私たち夫婦は、子どもを寝かせたあと、おんぶをしたままカウンター席でお寿司を堪能しました。

お寿司のシャリは小ぶりで、ネタが新鮮なうえに肉厚なのが特徴的です。富山湾で捕れた新鮮な魚介類を惜しみもなく提供してくれます。板前さんは、老舗ならではのベテランのおじいさんやおじさん方が勢ぞろいしていました。

〇アクセス

寿司栄の3店舗は、どの店舗も富山駅から車で10~20分程度で行くことができます。富山駅からの距離でみると、総曲輪店が一番近く、次いで華やぎ店、掛尾店の順になっています。

私たち家族は、富山駅から路面電車に10分ほど乗って、総曲輪店に向かいました。子ども連れでも足を運びやすい距離にあったので助かりました。

〇外観

寿司栄総曲輪店の外観は、いかにも『老舗のお寿司屋さん』という雰囲気です。大きな暖簾がかかっていて、窓からカウンター席が見えています。午前11時30分開店なので、開店前の11時15分頃から並んでおくことにしました。私たち家族の他にも、すでに2組ほど並んでいました。

外が寒かったせいか、開店時間前から店内に入れていただくことができました。暖かい店内のイスに座って開店を待つことができました。

お店の外観。暖簾が食欲をそそらせる。
お店の外観。暖簾が食欲をそそらせる。

〇店内の雰囲気

店内に入ると、カウンター席がど~ん!と出迎えてくれます。真っ赤なカウンターテーブルに沿って、12席のイスが用意されていました。カウンター席の目の前には、新鮮な魚介類が冷蔵ケースにならんでいます。手元にはちょろちょろと水が流れていて、そこで手を洗って手づかみでお寿司を食べることもできます。

店内のようす。その日に入荷したネタが掲示されている。
店内のようす。その日に入荷したネタが掲示されている。

その日に富山湾などで上がってきたネタは、ホワイトボードに書かれています。ぶりトロやノドグロなど希少なネタも書かれているので要チェックです!昼過ぎにはバツ印がつけられて、売り切れのネタも出始めていました。

おすすめのネタはホワイトボードで。
おすすめのネタはホワイトボードで。

〇メニュー

メニューは、コースとアラカルトの注文方法があります。コースには、

  • おまかせにぎり(さかえ):5500円+税
  • おまかせにぎり(つかさ):4500円+税
  • おまかせにぎり(ことぶき):3500円+税
  • 富山の味にぎり:3000円+税
  • Aランチ:1500円+税
  • Bランチ:2500円+税

が用意されています。おすすめは『富山の味にぎり』です。富山湾で捕れた新鮮な魚介類を惜しみなく使った握りのコースです。私たち夫婦も、初めて来店したときには富山の味にぎりを注文しました。特に白身系の魚が美味しかったです。

お昼時の来店には、Aランチコース、Bランチコースもおすすめです。新鮮なネタを、リーズナブルな値段で堪能することができます。

男性の方にとっては、コースのみだとおなか一杯にならないこともあると思います。その時には、追加で2~3貫、お好みのネタを追加注文すると良いと思います!

一方、アラカルトは、1貫ずつのにぎりの注文になります。一番安いにぎりで1貫あたり100円。一番高いにぎりで大トロの1貫1000円!となります。初めて来店したときには、1貫でこの値段か~と躊躇したのですが、食べてみるとビックリ!ネタが新鮮なうえ分厚くて、食べ応えがバツグン。この値段でも納得、むしろリーズナブルにさえ感じました。

ネタの一例をご紹介します。(1貫あたりの値段)

  • トロ鉄火巻き:2000円
  • 中トロ鉄火巻き:1500円
  • 大トロ:1000円
  • 中トロ、生うに:750円
  • ぶりトロ、白エビ、穴子:600円
  • 真鯛、ブリ、ひらめ、バイ貝:400円
  • カニ軍艦:350円
  • 甘えび、いくら、カンパチ、あじ、しまあじ:300円
  • たこ、鮭:250円
  • 生イカ、玉子焼き:150円
  • げそ、玉子:100円

…といった具合です。一瞬、注文に戸惑ってしまいますが、にぎりの美味しさを知ってしまうと、金銭感覚がマヒしていきます。(笑)それでもおなか一杯食べて一人あたり5000円で済むので、東京で食べるよりもコスパはバツグンだと感じています。

なお、総曲輪店にはお酒は用意されていません。純粋にお寿司を堪能しに来るお客さんしかいないので、居酒屋のようにたばこやお酒の匂いがないのも女性や小さなこどもにとってうれしいポイントです。

〇注文の品

それでは私たち夫婦が注文した内容をご紹介していきます。わが子はおんぶしていましたが、空気を読んでくれて(?)食事中はぐっすりとお昼寝をしていてくれました。ありがとう~。

では早速…一貫目、『氷見のブリ』です!とろけるようでしつこくない脂がたっぷりで、甘味さえも感じられます。何貫でも食べられてしまいそうで、危うくブリだけの注文で終わってしまいそうです。さすが氷見の寒ブリ、脱帽しました!

寒ブリ
寒ブリ

次に、アジとサスの昆布〆を注文しました。鯵には特製のジュレが海苔で巻かれていました。ポン酢テイストのさっぱりしたジュレで、鯵のしつこさを消し去りバランスを保ってくれています。サスのこぶ〆は、上品な白身の甘みとうまみを昆布が引き立ててくれています。食感もコリコリと歯ごたえがあって美味でした!

ジュレ鯵と鯛のコブ〆
ジュレ鯵とサスのコブ〆

ちょっと休憩がてら、シジミのお味噌汁を注文しました。しっかりとしじみの出汁がでていて、つくりたての風味が漂い、とても美味しかったです。冬の寒い時期に来店したときには、ぜひおすすめします。

お味噌汁
お味噌汁

続いて、白エビとバイ貝です。白エビは、上品な甘みとエビ特有の風味が濃かったです。北陸地方、特に富山の名産なので、ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。

バイ貝は、貝の独特なうまみが凝縮されていました。こりっこりの食感を味わえるのも、幸せを感じるひと時ですよね。エビも貝も大好きなので、この両者はかなり気に入ってしまいました。

白エビとバイ貝
白エビとバイ貝

ブリとの比較で、カンパチを注文してみました。こちらも脂がのっていて、ブリとは一味違った風味を楽しめます。ブリよりも、より食感が強く、食べ応えのあるネタでした。

カンパチ
カンパチ

普通の回転ずしではなかなか食べられない、カワハギです。お寿司の上には、肝をあえて作ったソースとネギ、紅葉おろしが乗っていました。実は、この旅のベスト鮨は、このカワハギでした。白身の上品なうまみ、肝で作ったソースのコク、薬味の風味とすべてがマッチしていて、一番気に入ったネタになりました。

カワハギ。キモのソースで。
カワハギ。キモのソースで。

主人が注文していたサーモントロとぶりトロです。普通のブリやサーモンよりも、脂の乗り具合は2倍どころか3倍になっている!と感激していました。脂たっぷりのこってり系のお寿司がお好きな方におすすめのネタです。

サーモントロとぶりトロ
サーモントロとぶりトロ

カニ軍艦とイカです。カニ軍艦は、蟹の風味が感じられて、とても美味しかったです。カニのうまみはもちろんのこと、独特の甘みも強くでていました。イカは新鮮さを感じられて、食感もよかったです。

蟹軍艦とイカ
蟹軍艦とイカ

カワハギと同じくらい、いや、それ以上かもしれません。今回の旅のベストオブはここにもいました!穴子の塩焼き握りです。画像からでは伝わりにくいかもしれませんが、こんなに肉厚な穴子を食べられるのは、寿司栄しか思い浮かびません。毎回、来店するごとに何貫も頼んでしまう一品です。

焼きたてのふわっふわの穴子を握ってくれるのですが、口に入れた瞬間に、香ばしい香りとふわっとした食感、穴子のうまみと甘みが駆け抜けます。30年以上生きてきた人生の中で、一番美味しい穴子は、富山市内で見つけることができました。(笑)

アナゴの塩焼き握り
アナゴの塩焼き握り

穴子の塩焼き握りに引き続き、タレ握りも注文しました。もちろん美味しいのですが、私はどちらかというと塩焼き握り押しです。甘辛いタレで、穴子の風味が少し隠れてしまうような印象を受けました。主人は喜んで食べていましたので、個人の好みの違いですかね。。

アナゴのタレ握り
アナゴのタレ握り

こちらもこってり好きの主人が注文していました。1貫750円ということもあり、かなり慎重に頼んでいましたが…食べてからは、注文してよかった!と騒いでいました。確かに、見たところネタの厚みがハンパなかったです。トロ好きの方は絶対に注文した方がよさそうです。

中トロ
中トロ

主人が美味しそうに食べていたので、私も注文してしまいました。ノーマルのブリよりも、たくさんの脂がのっていました。食感も歯ごたえが増している感じです。個人的には、ノーマルのブリの方が好みでした。どうやら私は脂の乗っているこってりしたネタよりも、カワハギや穴子のようなさっぱりしたネタの方が性に合っているようです。。

二回目のぶりトロ
二回目のぶりトロ

だんだんとお腹もふくれてきましたので、〆に向かって後悔のないように玉子も味わっておきたいと思います。こちらは4種類の風味が組み合わさった特製玉子焼き。メニューには載っていないので、板前さんにお願いすると提供していただけます。黒い色がイカ墨、茶色が紅茶、緑色が抹茶、黄色がゴマ風味で、どれもデザート感覚で食べることができるのでおすすめです。

特製たまご焼き。ゴマ、イカ墨、紅茶、抹茶
特製たまご焼き。ゴマ、イカ墨、紅茶、抹茶

こちらは通常の玉子握り。やっぱりお寿司屋さんの玉子握りって落ち着きますよね。子どもの頃から大好きなので、大人になったいまでもたまに注文してしまいます。子どもがもう少し大きくなったら、玉子握りと納豆巻きでも食べさせてあげたいな。

玉子にぎり
玉子にぎり

こちらは蟹みその手巻き。私はお寿司を食べるときは、必ず蟹みそも注文します。カニ好きの私にとってはたまらない贅沢になります。

カッパ手巻き
カッパ手巻き

最後の〆は、定番のカッパ巻き。毎回、間違いなく美味しい一品です。今回の食事もこれにて締まりました。

〆のカッパ巻き
〆のカッパ巻き

これらすべてのお寿司をおなか一杯食べても、夫婦二人合わせて1万円程度のお会計で済みました。東京のお寿司屋さんで回らないお寿司を食べたら、かるく2~3万円ほどかかってしまいますが…寿司栄では、リーズナブルに新鮮&美味しいお寿司を食べることができました。

〇感想

寿司栄は、人生の中でもベスト3に入るほど、美味しくておすすめしたいお寿司屋さんです。東京の銀座などでお寿司を食べたこともありますが、値段を気にしてしまって心置きなく食べることがなかなか難しかったのですが…富山のお寿司屋さんはどこのお店も新鮮で美味しいうえに、価格もリーズナブルで気に入っています。

毎回、富山に来るたびに立ち寄っている寿司栄ですが、上の画像のネタを食べて、夫婦ともにお腹いっぱいになっても、二人合わせて1万円程度で済んでしまいます。回転ずしでさえ一人3~4千円ほどかかりますしね。回らないお寿司で、新鮮で肉厚なお寿司を食べられる寿司栄は最高です。また来年も来たいです!(笑)

〇まとめ

  • 鮨人

鮨人は富山県富山市にあるお寿司屋さんです。シャリには赤酢を使っていて、若き店主の独創的な料理が特徴的です。

富山駅からは少し距離があるので、タクシーやレンタカー、自家用車などで向かった方がスムーズです。公共交通機関としては、バスなどを使えばお店の近くまで行くことができます。

お昼の時間帯は4,000円、5,000円、8,000円のランチコースが用意されています。8,000円のコースになると、魚の塩焼きやしゃぶしゃぶなどの一品料理が追加されるかたちになっていました。5,000円のコースにしてもノドグロの串焼きは提供されるようなので、次回来店する機会があれば、5,000円のコースにしたいと思います!

夜の時間帯もコース料理の注文となり、もう少し値段があがります。10,000円のコースと12,000円のコースがあります。お酒を呑まれる方は、15,000円~20,000円程度を想定しておいたほうがよさそうです。

お寿司の味は、全体的にとても美味しかったです。特に、ノドグロの串焼き、白エビやブリの握りはおすすめです!北陸方面に旅行に行かれる機会があれば、ぜひ富山の名店『鮨人』に立ち寄ってみてくださいね。

  • 寿司栄

寿司栄は、富山県富山市内に3店舗が営業されているお寿司屋さんです。新鮮で肉厚なお寿司を、リーズナブルな値段で食べることができます。

今回は総曲輪店をご紹介しましたが、華やぎ店や掛尾店にもぜひ足を運んでみてください。それぞれの店舗で座敷があったりなかったりと、店内のつくりや雰囲気が異なりますので、行く人の人数によっても使い分けができそうです。

私個人のおすすめのネタは、穴子の塩焼き握り、カワハギ握り、白エビ、バイ貝、ブリなどでした。特に、穴子の塩焼きとカワハギ握りは絶対に食べていただきたい一品です!

土日は行列ができていますので、できれば平日の開店時間を狙って入店することをおすすめします!お仕事の休日を利用して、北陸方面の富山の海の幸を堪能してみてはいかがでしょうか。

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