浴室内の乾燥機と物干し竿

浴室乾燥機は必要?オプション費用と電気代

こんにちは、ゆうとです。本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます♪

本日は、わが家に採用した「浴室乾燥機」についてまとめておきます。

浴室乾燥機を追加オプションで採用すると、梅雨の時期はもちろんのこと、雨の日や、気温が上がりにくい冬場の曇り日などに、浴室内で洗濯物を乾かすことができるようになります。その一方、浴室乾燥機を追加オプションとして採用することで、追加費用がかかったり、浴室乾燥機を使うことによる電気代がかかるデメリットもあります。

浴室乾燥機を採用したわが家の例をみながら、かかる電気代や使い勝手など、メリットやデメリットを確認していきましょう。

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〇浴室乾燥機とは

浴室乾燥機は『浴室内の乾燥や暖房、換気などがボタン一つでできる機械設備』です。乾燥機能のほか、暖房や涼風、換気機能も備え付けられているのが一般的です。

一条工務店で家を建てる場合には、オプションとして追加費用を支払えば導入することができます。近年では、価格帯が高めの分譲・賃貸マンションの浴室にも、標準仕様としても備え付けられていることが増えてきました。

〇仕様

一条工務店のオプションとして浴室乾燥機を採用するには、約5万円の追加費用がかかってきます。浴室乾燥機をつけた場合には、浴室の外側に下画のようなスイッチがつけられ、乾燥機能や暖房機能、換気機能など、いろいろな機能を使えるようになります。

浴室乾燥機の機能ボタン
浴室乾燥機の機能ボタン
  • 乾燥:洗濯物や雨の日に濡れた衣類なども乾かすことができます。
  • 暖房:冬場の寒い時期などに、あらかじめ浴室内の空気を暖めておくことができます。
  • 涼風:夏場の暑い時期などに、涼しい風を送り出すことができます。
  • 換気:通常の換気システムよりもより効率的に換気をおこなうことができます。

また、浴室乾燥機にはタイマー機能がついているので、とても便利です♪何時間後にONにする、何時間後にOFFにする、などの調整が可能となります。わが家では、雨の日などで乾燥機能を使う時には、洗濯物が多めでは3時間後にOFF、洗濯物が少ないときには2時間後にOFFとなるように設定しています。

〇電気代

わが家の太陽光発電システムの表示板を見ながら、どれくらいの電気代がかかるか見てみましょう。乾燥機能をONにする前の使用量は、0.6kW/hだったのですが、ONにすると、すぐに2.9kW/hまで上がりました。電気の使用量は、その後も2.9kW/hあたりをいったり来たりしていました。

乾燥機能をONにすると、使用量が跳ね上がる
乾燥機能をONにすると、使用量が跳ね上がる

電気料金は、お住いの地域や契約のプランによって異なってきますが、日中の電気代は一般的に、1kW/h約30~50円前後ですので、たとえば3時間使った場合には…

  • 約2.9kW/h × 3h × 約30~50円 = 約261~435円

約260~440円の電気代がかかることになります。電気代が上がっている今の状況だとけっこうかかりますね…

コインランドリーなどで洗濯物などをしっかりと乾燥させるには、300~400円程度かかりますので、大体同じくらいの費用ということでしょうか。毎日使うとかなりの電気代がかかってしまいますね。。できるかぎりは、梅雨時期や雨の日だけに限って使うことをおすすめします!

〇おすすめの機能

浴室乾燥機には、乾燥機能以外にも便利な機能がついています。ここでは、『暖房』と『涼風』機能をご紹介します。

  • 暖房

一条工務店の家では、冬場には全館床暖房をONにしているため、基本的には室内が冷え込むことはありません。しかし、真冬になると、さすがに浴室内はすこし冷んやりしています。服を脱いで裸になると、肌寒いくらいです。また、シャワーを浴びるときなども少し肌寒さがあります。

そんな時には、暖房機能を使うことをおすすめします!お風呂やシャワーを浴びる前に、少しの時間だけ暖房機能をONにしておけば、浴室内が暖まって、肌寒さがまったくなくなります。乾燥機能と違って、数分間つけておくだけで暖まるので、電気代もそんなにかかりません。

服を脱いでお風呂につかって、お風呂から出て体を拭くまでに温度変化が少なくなるので、心臓に負担がかかるヒートショックの危険性も下げることができます。特に、ご高齢の方や、小さなお子さまと同居されている方には、おすすめの機能になります。

  • 涼風

涼風は、暑い夏時期におすすめの機能です。お風呂の配置(間取り)にもよりますが、西日があたる場所にお風呂を配置していると、浴室内に熱気がこもりがちになります。そのような熱気を瞬時に取りのぞいてくれるのが、この涼風機能です。

また、すぐに汗をかいてしまう暑がりの方など、浴室内を涼しくしてお風呂に入りたい方も、涼風機能が便利です。

〇おすすめの干し方

  • 浴室内が濡れている場合には、換気してから乾燥!

お風呂上りの夜間に洗濯物を乾燥させたい場合には、しっかりと『換気』機能をつかって湿気を取り除いてから乾燥させることをおすすめします。

浴室内を乾燥させるには、室内を高温にして湿気を室外に出す必要があります。浴室内に洗濯物以外の湿気が残っていると、その分余計に乾燥の時間がかかってしまって、洗濯物に生乾きのにおいがついてしまう恐れが出てしまうのです。

換気機能を使って、浴室内の湿気を取り除いてから、高温の乾燥機能で乾かすことによって、効率的に洗濯物を乾かすことができるようになります。

  • 厚手の洗濯物は、乾燥機の送風口近くに干す!

洗濯物を乾かしたい場合には、浴室内の湿気を換気して取り除いたあと、乾燥機能をONにします。その際には、洗濯物を乾かす位置にも注意しましょう。

浴室内の乾燥機と物干し竿
浴室内の乾燥機と物干し竿

浴室の天井に、温風がでてくる送風口があるのですが、厚手のバスタオルや洋服は、その送風口の近くにかけておくことをおすすめします。送風口から遠いところにかけてしまうとなかなか乾かずに、生乾きの匂いなどがついてしまう恐れがでてしまいます。靴下や薄手のタオルなどは送風口から離れたところに干してもしっかりと乾きました。

また、バスタオルなどの厚手や大判の洗濯物は、バスタオル用ハンガーを使って干すことをおすすめします!伸縮性のハンガーなどで、布が重なることがなく、嫌なにおいがつきにくいのも特徴です。わが家はAmazonサイトからバスタオルハンガーを購入しています。一つあたり100円程度とリーズナブル。個人的には、100円均一の商品よりも、少ししっかりめ?に感じていて愛用しています。

  • 色落ちさせたくない洋服やジーンズは浴室乾燥機を活用!

ニットやジーンズなどは、室外に干してしまうと、紫外線で焼けてしまって色落ちしてしまいますよね。浴室乾燥機なら、そのような心配がありません。最近は、ニット用の柔軟剤なども販売されているので、洗濯機で洗って、浴室乾燥機で乾かせば、まるでクリーニングに出したような仕上がりにすることもできます。

  • 雨で濡れたコートなどもすぐに乾く

外出時に雨に濡れたコート類も、乾燥機能を使えばすぐに乾かすことができます。来客時などに、お客様が着て来られたコートなどを乾かしておけば、おもてなし効果バツグンですよね。

また、お子さまと一緒に外出した際の、雨合羽や傘などを乾かすのにも最適です。

〇使ってみた感想

わが家の場合、浴室乾燥機は採用してよかったなと感じました!梅雨の時期や雨の日に洗濯物を乾燥させるためだけでなく、暖房機能や送風機能なども使って、日ごろの快適性をより上げることができていると実感しています。

また、梅雨時期や、雨の日、冬場の気温の上がらない曇りの日などには効果バツグンの機能になります。乾燥機能では、3時間程度で洗濯物がしっかりと乾くので、嫌なにおいがつくことはありません。室内干しの匂いが嫌で、絶対ににおいがつかないようにしたい!とお考えの方には、浴室乾燥機の採用をおすすめします。

ただ、コインランドリーの乾燥ほどに強力ではないので、30分で乾かしたい!という場合には、不向きの機能になると感じました。どちらかというと、今から干して数時間後に乾いてればOKという場合に活躍する機能だと思います。常に急いで乾かしたいという方には、オプションで採用せずに、コインランドリーを活用するのも一つの手だと思います。

また、約5万円のオプション追加費用がかかるので、一言でいえば、『採用しなくても生活はできるけど、あるとより生活が便利になるオプション』といった感じです。

乾燥機能以外の『暖房』『涼風』『換気』も使い勝手の良い機能なので、いろいろな機能をうまく使いこなせば、『乾燥だけ』というイメージよりもコスパは断然よくなると思いました。

〇まとめ

浴室乾燥機は、洗濯物を浴室内で乾かすことはもちろんのこと、それ以外にも『暖房』『涼風』『換気』の機能などをうまく使い分けることによって、『乾かすだけ』ではない便利さを得ることができます。

特に、室内干しの匂いが大嫌いで、絶対に洗濯物に嫌なにおいをつけたくない、とお考えの方には、断然おすすめしたいオプションになります。一条工務店の家では、冬場は室内が乾燥するので、室内干しでも洗濯物を乾かすことができますが、梅雨時期や雨の日、冬場の気温の上がらない日には、室内干しでは生乾きで匂いがついてしまいます。

浴室乾燥機の乾燥にかかる電気代としては、一回当たり260~430円前後の電気代がかかってくるので、毎日使うとかなり高額の電気代になってしまいます。そのため、梅雨時期や雨の日、冬場の気温の上がらない曇りの日などだけに乾燥機能は使うことになりそうです。

家の近くにコインランドリーがある場合には、浴室乾燥機を採用せずに、そちらでカバーするという方法もアリだと感じました。また、乾燥には約2~3時間かかるので、30~40分程度ですぐに乾かしたいという方には、コインランドリーを活用した方がよさそうです。

最後に、浴室乾燥機を使う場合には、送風口の近くにバスタオルなどの乾きにくい洗濯物を掛けましょう。室内干しの場合には、扇風機やサーキュレーターで常に送風しておくと、いやなにおいがつきにくいと思います。わが家で使っているバスタオルハンガーやサーキュレーターのAmazonリンクを貼っておきますね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪浴室乾燥機の採用を迷われている方の参考になれば幸いです。

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